高専トピックス

2024年の年間アクセス数ランキング発表! 今年の月刊高専を振り返る

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2024年も『月刊高専』をご覧いただき、誠にありがとうございました。公開記事数は本記事をもって累計527本になりました。これもひとえに、読者の皆様、取材にご協力いただいた皆様のおかげです。厚く御礼申し上げます。

さて、2023年の年末に『月刊高専』にて「年間アクセス数ランキング」を発表しましたが、2024年も本記事にて年間アクセス数ランキングを発表します。集計期間は「2023年12月11日~2024年12月8日」とし、同期間内に公開された記事に限定してランキング化しています。

集計期間内に公開した記事は計115本です。年末の振り返り記事として、ぜひご覧ください。

※取材をお引き受けいただいた方の肩書や取材内容は、取材当時のものです。

<第10位>沖縄に「面白い仕事」を創る!——高専在学中に起業を決意。地元の雇用情勢を変えるため奔走する

ちゅらデータ株式会社 代表取締役社長
真嘉比 愛 氏


ちゅらデータ株式会社 代表取締役社長
真嘉比 愛 氏

沖縄高専在学中に、地元の雇用における情勢を知り、解決のために起業を志したという真嘉比愛さんへの取材記事です。「最高に面白い仕事を沖縄に創る」という目標を掲げ、データ利活用やシステム開発などの事業を行っている真嘉比さん。沖縄だからこそのITへの課題が根底にあるそうです。目標の実現に向けた真嘉比さんの思いなどを伺いしました。

真嘉比さんの記事はコチラ

<第9位>さまざまな視点から、大阪大学大学院 工学研究科の魅力をご紹介! 高専卒業生4名が語る、阪大を選んだ理由

大阪大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程1年
水野 海渡 氏
大阪大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 博士前期課程2年
青田 奈恵 氏
大阪大学大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 博士前期課程1年
高見 優菜 氏
大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 博士前期課程1年
二川 健太 氏


大阪大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程1年
水野 海渡 氏
大阪大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 博士前期課程2年
青田 奈恵 氏
大阪大学大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 博士前期課程1年
高見 優菜 氏
大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 博士前期課程1年
二川 健太 氏

大阪大学大学院 工学研究科に在学されている高専卒業生4名への取材記事です。高専への進学理由や、高専での研究内容、阪大工学研究科に進学された理由をたどりながら、出身高専も現在の研究内容も異なる4名が考える阪大工学研究科の魅力について迫っています。また、研究面以外の阪大の魅力もお伺いしています。

大阪大学大学院 工学研究科の記事はコチラ

<第8位>高専に入った時点で、未来が楽しくなる準備は整っている。自分と向き合って、満足する素敵な人生を!

フリーランス
水林 香澄 氏


フリーランス
水林 香澄 氏

富山商船高専の国際流通学科(現:富山高専 国際ビジネス学科)の卒業生である水林香澄さんへの取材記事です。高専への進学は制服の可愛さが決め手だったという水林さん。高専での学びや、オーストラリア・中国への留学、そしてフリーランスとして活動されている現在や今後の夢などについてお伺いしています。

水林さんの記事はコチラ

<第7位>漫画家を目指して高専へ!? 人生をブランディングし続けるからこそ見える景色がある

神戸市立工業高等専門学校 電子工学科 講師
髙田 崚介 氏によるご自身の顔イラスト


神戸市立工業高等専門学校 電子工学科 講師
髙田 崚介 氏

人間と機械をつなぐ「ヒューマンインタフェース」に関する研究をされている、神戸高専の髙田崚介先生への取材記事です。神戸高専の卒業生でもあり、「高専入学時は漫画家になろうと思っていた」とのことですが、どのような経緯で現在の仕事に就いたのか。現在の取り組みと合わせてお伺いしています。

髙田先生の記事はコチラ

<第6位>サッカーを頑張る高専生に、もっと活躍の場を! 初開催となった全国高専サッカー地域選抜大会をレポート

【2024東京エネシスカップ 第1回全国高専サッカー地域選抜大会】の集合写真


【2024東京エネシスカップ 第1回全国高専サッカー地域選抜大会】のレポート記事です。サッカーを通した高専生の新たな交流の場が生まれたということで、当日の様子をレポートしたほか、各選抜チームのキャプテン、(一社)全国高等専門学校サッカー連盟 理事長の長水先生、特別協賛企業である株式会社東京エネシスの岩倉さんへもお話を伺っています。

全国高専サッカー地域選抜大会の記事はコチラ

<第5位>養殖ウニを海なし県で育てる! 海産物の陸上養殖普及に向けて、先生と学生がタッグを組む

一関工業高等専門学校 未来創造工学科 化学・バイオ系 教授の渡邊 崇 氏と、一関工業高等専門学校 専攻科 システム創造工学専攻 1年の上野 裕太郎 氏


一関工業高等専門学校 未来創造工学科 化学・バイオ系 教授
渡邊 崇 氏
一関工業高等専門学校 専攻科 システム創造工学専攻 1年
上野 裕太郎 氏

オゾン浄化技術を利用した陸上養殖システムを開発している一関高専の渡邊崇先生と、陸上養殖の普及に向けて会社設立準備中の上野裕太郎さんへの取材記事です。記事公開後の2024年6月に、連携先である株式会社山竹が営む温泉複合施設内のレストランで、陸上養殖したウニが初提供されました。陸上養殖システム開発の道のりや、その事業化などについて、お話を伺っています。

渡邊先生と上野さんの記事はコチラ

<第4位>愛知総合工科高校が専攻科を設立! 全国初の公設民営化ならではの授業体制と、そのメリット

愛知総合工科高校 専攻科の正門


2017年4月に国家戦略特別区域制度を活用し、全国で初めて公設民営化された愛知総合工科高校の専攻科に関する取材記事です。2024年7月には鳥人間コンテストに出場し、9月の放映のタイミングでアクセス数がさらに上昇しました。高専に似ていると言われることもある同校ですが、高専とは異なる学校運営システムや教育手法などについて、責任者である岩崎政次さんにお伺いしています。

愛知総合工科高等学校 専攻科の記事はコチラ

<第3位>研究職からプロアドベンチャーレーサーに転身! 「自分の選んだ道こそが正解」と胸を張って言える人生に

プロアドベンチャーレーサー
イーストウインド・プロダクション 代表
田中 正人 氏


プロアドベンチャーレーサー
イーストウインド・プロダクション 代表
田中 正人 氏

トップ3に入ったのは、東京高専の卒業生である、プロアドベンチャーレーサーの田中正人さんへの取材記事です。自然環境下で自転車やトレッキングなどの競技を行い、「世界で最も過酷なレース」と称されるアドベンチャーレース。高専卒業後は研究職に就職された田中さんが、なぜプロアドベンチャーレーサーとして現在活躍されているのか。その理由や、高専を卒業したからこそ鍛えられた部分などについてお伺いしています。

田中さんの記事はコチラ

<第2位>2028年4月、滋賀県立高専が開校予定! 滋賀に高専が求められた理由と、託された役割を三日月知事に聞く

滋賀県知事
三日月 大造 氏


滋賀県知事
三日月 大造 氏

2028年4月に開校予定の滋賀県立高等専門学校について、滋賀県の三日月大造知事にお話を伺った記事です。国公立の高専としては、2002年に設置された沖縄高専以来27年ぶりの設置となる県立高専をつくることになった経緯や夢などをお伺いしています。

また、三日月知事への取材後に開催された滋賀県立高専共創フォーラム「創立記念講演&トークセッション」イベントや、第2回イベントのレポートも月刊高専で掲載していますので、そちらも合わせてご覧ください。

三日月知事の記事はコチラ
滋賀県立高専共創フォーラム「創立記念講演&トークセッション」イベントの記事はコチラ
滋賀県立高専共創フォーラム 第2回イベントの記事はコチラ

<第1位>ひたむきに、自分の力を信じて。高専時代に味わった「絶望感」が、人生のターニングポイント

筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 情報理工学位プログラム 修士1年
中神 悠太 氏


筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 情報理工学位プログラム 修士1年
中神 悠太 氏

2026年のアクセス数ランキング第1位は、弓削商船高専の卒業生で、現在は筑波大学理工情報生命学術院の修士1年である中神悠太さんへの取材記事でした。弓削商船高専では授業やコンクール、マイコン部、卒業研究などでプログラミングの経験を積んだ中神さんは、自身を「負けず嫌い」と表現されています。そんな中神さんの現在の研究などについてお伺いしました。

中神さんの記事はコチラ

2024年の『月刊高専』——その傾向は?

まず特徴として挙げられるのが、起業をされた真嘉比さんの記事が第10位にランクインしていることです。ちなみにですが、第11位は株式会社山屋を起業された秋本真宏さん(沼津高専卒業生)の記事でした。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、2024年から「進学者のキャリア」のカテゴリーに小分類として「起業」が追加されています。高専ではアントレプレナーシップ(起業家精神)の育成を目指した取り組みや環境整備が進められており、起業をされた高専卒業生の実体験や想い、起業への課程などは大変興味深い内容だったのではないかと思います。

また、トップ10に限らず全体的な傾向として、Xで記事を拡散いただいたことでアクセス数が伸びるケースが今年は特に目立ちました。取材させていただいたご本人がXで投稿いただくと、より拡散される傾向にあります。今年第1位となった中神さんもXでご投稿されていました。ちなみに、月刊高専もXの運用を2024年5月からスタートしています。ぜひフォローいただければと思います。

最後に、繰り返しにはなりますが、2024年も『月刊高専』をご覧いただき、誠にありがとうございました。『月刊高専』全体のアクセス数も昨年より上昇しています。これも読者の皆様、取材にご協力いただいた皆様のおかげです。2025年も、高専の魅力をお伝えするさまざまな記事を公開していきますので、何卒よろしくお願いします。

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