コラム

鶴岡高専がオンラインインターンシップ初開催。②コスモリサーチ

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2020年、COVID-19が世界的に流行。感染防止のため、世界中でイベントや集まりが中止されました。全国の高専でも授業や学外活動がオンライン化しています。

そんななか、鶴岡高専は「オンラインインターンシップ」を開催しました。「企業研究」の一環として、従来の就業体験同様に授業として取り入れ「オンライン形式」でも単位を取得できる仕組みです。

9月28日、コスモリサーチ株式会社のオンラインインターンシップでは鶴岡高専の学生3人が参加しました。全2.5日間のプログラムです。

コスモリサーチは無線通信機器・高速信号処理機器に特化した開発メーカー。今回のインターンシップでは防衛省でも導入されているソフトウェア無線・SDR(Software Defined Radio)技術を使って課題に挑戦します。

これまでのAM・FMを使った無線機は、ハードウェアの部品が廃盤になってしまうと同じ機器を生産できない、修理できないという問題がありました。SDRなら、ソフトで管理するため機能追加や変調方式の切り替えが簡単です。

SDRの基盤。
SDRの実機

鶴岡高専には事前にSDRユニットの実験機と操作用パソコンが発送されました。参加する学生は校内で実機を動かしながら埼玉県のコスモリサーチ社員に指導を受けます。

初日は代表取締役の伊藤武司氏による、会社概要の説明で幕を開けました。その後社内ツアーやSDRについての基本的なレクチャーを実施。2日目以降は実機を使い、セットアップやプログラミング言語での音声信号制御を学びます。

2日目の午後にはオンライン懇談会を開き、コスモリサーチ内の高専OBとともに高専生活の楽しみや仕事のやりがい、休みの日の過ごし方など打ち解けた様子で話していました。

最終日の総括で、学生たちは「将来、プログラミング言語に関わる仕事をしたいと思っているので、今回のインターンはとても良い機会になりました。ソフトウェアにもっと興味を持ちました」「機器の説明もおもしろかったけれど、実際の現場を見て作業や仕事内容についても知りたかった」と話しました。

コスモリサーチの担当者は「すでに採用活動においてはオンライン化が進んでいて、オンラインインターンシップに特に問題はなかったが、職業体験の方法や内容をきちんと伝えられるかが悩ましかった。不安もあったが、学生が実際につくったプログラムが動作した際の歓声を聞くことができたこと、高専OBとの懇親会の感想などから、概ね狙っていた体験はしてもらえたと思う」と話しています。

鶴岡工業高等専門学校
〒997-8511 山形県鶴岡市井岡字沢田104
TEL : 0235-25-9014
https://www.tsuruoka-nct.ac.jp/

コスモリサーチ株式会社
〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町3-148-5
TEL:048-653-8101(代表)
https://www.cosmoresearch.co.jp/