コラム

中学生や保護者の方を対象とした、国公私立高専合同説明会「KOSEN FES 2022」が6/19に開催されました

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中学生や保護者の方を対象とした、国公私立高専合同説明会「KOSEN FES 2022」が6/19に開催されましたのサムネイル画像

「高専ってなに?」「高校進学と迷う…」 そんな中学生や保護者の方たちに、高専のことをもっと知っていただきたいと、国立高等専門学校機構が毎年開催している「KOSEN FES」。秋葉原UDXアキバ・スクエアを会場とし、多くの来場者で盛り上がった当日の様子をリポートします。

秋葉原駅前の会場にて開催。開場前から長蛇の列

平成30年から毎年開催されているという当イベント。今回は267組573名の方が来場されました。開場前から、たくさんの中学生や保護者の方たちが並んでいましたが、入口には非接触型検温器やアルコール消毒液が設置され、万全のコロナ対策を講じた上での入場となりました。

(左)近代的な大きなビル
(右)アキバ・スクエアの入口付近の行列
▲(左)秋葉原UDXアキバ・スクエア (右)開場前には100名を超える長蛇の列

前回の開催では、遠隔の高専はオンラインのみでの参加だったそうですが、今回は北海道や四国など遠方の高専も現地にて多数参加。会場内は、開場直後から来場者で混みあっていましたが、昼食後に戻って来られる方も多く、終日にぎわいをみせていました。

「セミナー会場」にて、各高専より概要説明

会場奥に設置された「セミナー会場」では、最初に主催者である高専機構より開会あいさつ・高専概要の説明があり、来場者が入りきらないほど。その後、25の国公私立高専より、各校の概要や学科の特徴など10分ずつの説明が、終日に渡っておこなわれました。

(左)KOSEN FESのセミナー会場のブース配置図
(右)壇上の方のお話に聞き入るお客さん
▲熱気あふれるセミナー会場

【参加高専〈発表順〉】函館高専(北海道)、鶴岡高専(山形)、大島商船高専(山口)、釧路高専(北海道)、福島高専(福島)、小山高専(栃木)※、鳥羽商船高専(三重)、八戸高専(青森)、弓削商船高専(愛媛)※、東京高専(東京)、苫小牧高専(北海道)、石川高専(石川)※、国際高専(石川)、都立産技高専(東京)、サレジオ高専(東京)、明石高専(兵庫)、秋田高専(秋田)、広島商船高専(広島)、鈴鹿高専(三重)※、木更津高専(千葉)、阿南高専(徳島)、米子高専(鳥取)※、奈良高専(奈良)、高知高専(高知)、富山高専(富山) [※は事前収録]

各高専に相談できる「個別相談コーナー」

「個別相談コーナー」では、20高専が出展しており、熱心に質問する中学生・保護者の方たちの姿があちこちで見受けられました。東京地区での開催とあって、近郊の高専ブースが特に混みあっており、整理券を発行する高専も。会場に来られなかった高専や来場できなかった中学生・保護者の方向けの事前予約制「オンライン相談ブース」もありました。

(左)東京高専のブース
(右)オンライン相談ブースの様子
▲(左)個別相談コーナー (右)オンライン相談ブース

山形県鶴岡市から来場されていた、鶴岡高専 副校長の佐藤司教授にお話を伺いました。

「約20名がブースに来場してくださいまして、熱心に話を聞いていただけましたね。多かった質問は『寮について』や『学科試験は難しいですか?』『留年は多いのですか?』などでした。

留年については、『入学後は必要に応じて高専側が補習、自学自習室でのサポート等を行なっていますから、不安に思われなくて大丈夫ですよ』とお伝えしています。また、寮生活については『教員が宿直に当たりますし、指導寮生の先輩方が助言やアドバイスをしてくれるので、楽しく過ごせますよ』とお話ししました。

今回はブース内で学校説明と相談のみを行いましたが、今後はブース内に簡単な実験コーナーやロボットを触れるコーナーなどをつくり、中学生の方たちに楽しんでいただきつつ、お話できたらいいなと思いますね。」

鶴岡高専のブースで説明する先生と、来場者
▲鶴岡高専のブース

さまざまな情報が得られる「展示・体験ブース」

「展示・体験ブース」では、釧路高専による「釧路高専ロケット」の模型展示、全国高専連合会による「ロボコンなどの各コンテスト紹介」などが行われていました。

ロケットの模型の前で来場者に説明する先生
▲釧路高専による「釧路高専ロケット」の模型展示

今年はじめてブース出展された「男女共同参画推進室」の高専機構本部事務局 研究推進課研究推進係の日置怜さんにお話を伺いました。

「高専女子は、高専全体の入学者で25%を占めており年々増加中ですが、残念ながら保護者の方をふくめ、世間一般的に『女性は理系が苦手』という認識がまだまだ根強いんです。

実際に活躍している女性の先輩がこんなにいるよ!と紹介することで、少しでもそういったイメージを払拭していきたいという思いから、今回ブース出展させていただきました。『女子が多い高専はどこですか?』など、さまざまな質問がありましたね。

スライドの前で説明する女性と、来場者
▲「男女共同参画推進室」ブースの様子

昨年、高専機構で『高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON)』というイベントをプレ開催したんです。多くの高専女子たちが社会課題に対する解決法を提案し、鈴鹿高専が最優秀賞を受賞しました。

今年度は記念すべき第1回目となるのですが、全高専参加を目指しています。本選(成果発表会)を2023年1月15日に日経ホールで開催しますので、興味のある方は、ぜひ下記よりご覧いただければ、嬉しいです。」

【高専GCON】https://www.kosen-k.go.jp/gender/girl/gcon.html

全国での受験が可能な国立高専

国立高専の入試については、高専ごとの受験ももちろんありますが、出願する高専に関係なく全国にある51の国立高専のどこでも受験が可能な「最寄り地等受験制度」を導入しているそうです。さらに、北海道内の4高専(函館・苫小牧・釧路・旭川)は「複数校志望受験制度」を実施しており、4高専の全ての学科を併願することが可能になっているとのこと。

国立高専

上記の入試制度をうまく活用しながら、高専への進学を中学生の方たちにもっと検討していただければよいなと思ったイベントでした。

次回は、7月に大阪にて開催されるそうです。ご興味のある方はぜひ、ご参加ください!

■詳細https://www.kosen-k.go.jp/exam/event/kosenfes2022.html
■日時:2022年7月17日(日)11:00~16:00
■会場:梅田スカイビル10階アウラホール(大阪市北区大淀中1-1-88)
■イベント概要
・出展高専の特色紹介(セミナー)
[タイムテーブル]
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/nyushi/20220717osaka_umeda4.pdf
・個別相談(出展高専毎にブースを設置)
・展示・体験ブース(学生の制作物などを展示)
・女子中学生向けブース
※セミナー視聴・個別相談はオンラインでも行えます。

【出展高専】
函館高専(北海道)/ 苫小牧高専(北海道)/ 釧路高専(北海道)/ 鶴岡高専(山形県)/ 福島高専(福島県)/ 富山高専(富山県)/ 鳥羽商船高専(三重県)/ 舞鶴高専(京都府)/ 明石高専(兵庫県)/ 奈良高専(奈良県)/ 広島商船高専(広島県)/ 大島商船高専(山口県)/ 阿南高専(徳島県)/ 弓削商船高専(愛媛県)/ 高知高専(高知県)/ 北九州高専(福岡県)/〈私立〉国際高専(石川県)/ 〈私立〉近畿大学高専(三重県)/ 〈私立〉神山まるごと高専[仮称](徳島県、令和5年4月開校予定)

【オンライン個別相談】※1枠20分事前予約制
鳥羽商船高専(三重県)/ 鈴鹿高専(三重県)/ 舞鶴高専(京都府)/ 奈良高専(奈良県)/ 米子高専(鳥取県)/ 徳山高専(山口県)/ 香川高専(香川県)/(受付終了)〈公立〉神戸市立高専(兵庫県) / 〈私立〉近畿大学高専(三重県)/〈私立〉神山まるごと高専[仮称](徳島県、令和5年4月開校予定)

■詳細・お申込み
オンライン参加:2022年7月11日(月)12:00まで
現 地 参 加:2022年7月14日(木)17:00まで
https://forms.gle/wLpxoEK7LkJ1aDfv6

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