コラム

函館高専がオンラインインターンシップを初開催![参加企業:日本ゼオン(株)川崎工場]

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COVID-19が世界的に流行し、さまざまなイベントや集まりが中止を余儀なくされた2020年。全国の高専でも授業や学外活動がオンライン化する動きが続いています。

そんななか、函館高専は「オンラインインターンシップ」を開催しました。「企業研究」の一環として、従来の就業体験同様に授業として取り入れ「オンライン形式」でも単位を取得できる仕組みです。

日本ゼオン株式会社は、合成ゴムや高機能樹脂、電子材料などを製造する化学メーカーです。川崎工場では7月27日から5日間のオンラインインターンシップを開催。担当者に実施後の感想を伺いました。

実施報告書を見ながら話を聞く画面のキャプチャ
社員の説明を受ける学生たち

—オンラインでの実施を計画するにあたって、はじめに懸念された点はありますか?

現場を実際に見ることができないため、オンラインだけでどのように工場を知ってもらうか悩みました。

—質問①を踏まえ、どのように工夫して、実施しましたか?

あらかじめ撮影・編集した動画を用いて、工場一周の案内・工場のエリアごとの案内・高専の先輩社員を紹介しました。動画だけでなく、若手社員のとの座談会を実施するなどして会社の雰囲気も知ってもらえる時間もつくっています。

日本ゼオンの会議室。プロジェクターにzoomの画面が映っている
会議室と学生の自宅をつなぐ

—オンラインでの実施にあたって、特に気をつけた点はありますか?

学生の反応がくみ取りにくいので、学生の意見や理解度を逐一聞きたりしながら進めるようにしました。他には、実習と休憩時間のメリハリをつけるためにマイクとビデオのオンオフを活用しています。

—通常の現地でのインターンシップとオンラインインターンシップ、学生の理解度や反応・コミュニケーションの取りやすさ等、違いを感じる点があれば教えてください。

学生の理解度を知ることが難しかったですね。また、学生とコミュニケーションをとる際は1対1で話すことになるので、人数が多くなると進行に時間がかかりました。

学生の報告書を画面共有しているキャプチャ
報告書を画面共有しながら前日のフィードバック

—オンラインインターンシップの良かった点があれば教えてください。

受け入れ人数を多くできるという点と、今回の実施にあたって新たなインターンシップの形を見出すことが出来た点です。

—最後にオンラインインターンシップを終えて、感想をお願いします。

受け入れ前は実施イメージがつかめず、不安なことも多くありましたが、いざやってみると学生の積極的な取り組み姿勢にも助けられ、つくり上げることができました。今回の反省点も踏まえて、来年度以降のインターンシップをより良いものにしたいです。

※トップの画像以外は鶴岡高専・八戸高専・福島高専の3高専合同での実施時の様子
(日本ゼオン(株)川崎工場は今年、函館高専と別日程で鶴岡高専・八戸高専・福島高専の3高専合同オンラインインターンシップを実施しました)

函館工業高等専門学校
〒042-8501 北海道函館市戸倉町14-1
TEL:0138-59-6300
https://www.hakodate-ct.ac.jp/

日本ゼオン株式会社 川﨑工場
〒100-8246 〒210-9507 神奈川県川崎市川崎区夜光1-2-1
TEL:044-276-3700
http://www.zeon.co.jp/index.html

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