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英語プレコンってなに?
ロボコン、デザコン、プロコンと、いろいろ高専独自のコンテストがあるけど、ほかにもあったりするのかな?
その3つのコンテストと合わせて「4大コンテスト」の1つに位置付けられている「英語プレコン」というのもあるよ!
ここでは、英語プレコンがどのような大会か、学生は何をしているのか、ご紹介します!
英語プレコンって、どういう大会!?
「全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト」(通称:英語プレコン)とは、英語力向上策の一環として、また、企業・大学等の期待に応える「英語でのプレゼンテーション能力」を備えた高専生の育成を目的として誕生したコンテストです。2007年度以降、毎年開催されています。
英語プレコンは1人でプレゼンする「シングル部門」と、3人1チームでプレゼンする「チーム部門」の2部門があります。どちらの部門もテーマは自由に設定することができ、それぞれの発表時間は5分と10分です。英語力はもちろんのこと、発表内容やプレゼンテーション力も評価の対象となります。
2025年1月に開催された第18回英語プレコンでは、函館高専のBAGENDA Aiさんが「シングル部門」で、富山高専(射水キャンパス)の学生3人が「チーム部門」で1位を獲得しました。

英語プレコンでは、どのようなことをプレゼンしているのだろう?
次の項目で、各部門で優勝した学生・チームの発表内容を紹介しています! 英語プレコンの雰囲気を感じてみてください!
どのようなことを、プレゼンしているの?
英語プレコンでの発表テーマは自由ですが、ものづくりや科学技術などといった、「高専の特色を生かしたスピーチやプレゼンテーション」が望ましいとされています。それを反映した学生の発表は、審査員から「大学工学部のプレゼンテーションコンテストと同等、あるいはそれ以上の質の高さ」と評価されるほどです。
学生がどのような発表をしたのかは、各年度の大会ホームページに掲載されている「スクリプト」ページに英文が公開されていますので、ご確認ください。
例えば、第18回英語プレコン「シングル部門」で優勝したBAGENDAさんは、「Being Different Should Not Be a Problem」というタイトルで、人種や肌の色、そして髪型の違いから生まれる誤解などをBAGENDAさんのお姉さんの事例を取り上げながら紹介し、多様性と個性を尊重する社会の実現を訴えました。
また、チーム部門で優勝した富山高専(射水キャンパス)は、「What’s the point of learning a second foreign language in the world dominated by English?」というタイトルでプレゼンテーションしています。日本における外国語教育は英語が主流ですが、それに加え第二外国語を学ぶ重要性を訴える内容でした。
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英語力が問われるだけのコンテストじゃないんだね。
より良いプレゼンになるように、パワーポイントを使って発表している学生もいるよ。わかりやすい資料づくりも、大会を通じて学ぶことができると思います!