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英語プレコンってなに?

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ロボコン、デザコン、プロコンと、いろいろ高専独自のコンテストがあるけど、ほかにもあったりするのかな?

その3つのコンテストと合わせて「4大コンテスト」の1つに位置付けられている「英語プレコン」というのもあるよ!

ここでは、英語プレコンがどのような大会か、そして学生は何をしているのか、ご紹介します!

英語プレコンって、どういう大会!?

「全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト」(通称:英語プレコン)とは、英語力向上策の一環として、また、企業・大学等の期待に応える「英語でのプレゼンテーション能力」を備えた高専生の育成を目的として誕生したコンテストです。2007年度以降、毎年開催されています。

英語プレコンは1人でプレゼンする「シングル部門」と、3人1チームでプレゼンする「チーム部門」の2部門があります。どちらの部門もテーマは自由に設定することができ、それぞれの発表時間は5分と10分です。英語力はもちろんのこと、発表内容やプレゼンテーション力が評価の対象となります。

2022年1月に開催された第15回英語プレコンでは、国際高専のアファフ・アラーさんが「シングル部門」で、明石高専の学生3人が「チーム部門」で1位を獲得しました。

▲第15回英語プレコン「シングル部門」で優勝した、国際高専のアファフ・アラーさん

英語プレコンでは、どのようなことをプレゼンしているのだろう?

例えば、ピクトグラムの効果についてや、SDGsに関連するテーマでプレゼンしている人がいるよ。詳しくは、次の項目で説明しますね!

どのようなことを、プレゼンしているの?

英語プレコンでの発表テーマは自由ですが、ものづくりや科学技術などといった、「高専の特色を生かしたスピーチやプレゼンテーション」が望ましいとされています。それを反映した学生の発表は、審査員から「大学工学部のプレゼンテーションコンテストと同等、あるいはそれ以上の質の高さ」と評価されるほどです。

学生がどのような発表をしたのかは、各年度の大会ホームページに掲載されている「スクリプト」ページに発表された英文が公開されていますので、ご確認ください。

例えば、第15回英語プレコン「シングル部門」で優勝した、国際高専のアファフ・アラーさんは、「Number 10」というタイトルでスピーチしています。内容としては、SDGsの目標10「国内および国家間の不平等を是正する」内の項目「10.3」に関して、実体験を織り交ぜて発表するものでした。

また、「チーム部門」で優勝した明石高専は、「Toward an Active Use of Pictograms」というタイトルでプレゼンテーションしています。視覚的に意味を伝えるシンプルな絵記号「ピクトグラム」を、より広い用途で効果的に利用するための提案をしつつ、実際に自分たちでつくったピクトグラムを発表するものでした。

▲第13回英語プレコン(2019年度)の集合写真。コロナ禍の前は一堂に会して開催

明石高専のチームは、オリジナルなピクトグラムをつくったんだね。

英語プレコンでは英語力だけでなく、発表内容やプレゼンテーション力も問われているからこそ、そのような発表が評価されるのだと思うよ!

パワーポイントを使って発表している学生もいるよ。わかりやすい資料づくりも、大会を通じて学ぶことができると思います!

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