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英語プレコンってなに?

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ロボコン、デザコン、プロコンと、いろいろ高専独自のコンテストがあるけど、ほかにもあったりするのかな?

その3つのコンテストと合わせて「4大コンテスト」の1つに位置付けられている「英語プレコン」というのもあるよ!

ここでは、英語プレコンがどのような大会か、学生は何をしているのか、ご紹介します!

英語プレコンって、どういう大会!?

「全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト」(通称:英語プレコン)とは、英語力向上策の一環として、また、企業・大学等の期待に応える「英語でのプレゼンテーション能力」を備えた高専生の育成を目的として誕生したコンテストです。2007年度以降、毎年開催されています。

英語プレコンは1人でプレゼンする「シングル部門」と、3人1チームでプレゼンする「チーム部門」の2部門があります。どちらの部門もテーマは自由に設定することができ、それぞれの発表時間は5分と10分です。英語力はもちろんのこと、発表内容やプレゼンテーション力が評価の対象となります。

2023年1月に開催された第16回英語プレコンでは、福島高専の佐川さくらさんが「シングル部門」で、奈良高専の学生3人が「チーム部門」で1位を獲得しました。

▲第16回英語プレコン「シングル部門」で優勝した、福島高専の佐川さくらさん

英語プレコンでは、どのようなことをプレゼンしているのだろう?

例えば、女性にとっての土木建設業界についてや、防災に関するテーマでプレゼンしている人・チームがいるよ。詳しくは、次の項目で説明しますね!

どのようなことを、プレゼンしているの?

英語プレコンでの発表テーマは自由ですが、ものづくりや科学技術などといった、「高専の特色を生かしたスピーチやプレゼンテーション」が望ましいとされています。それを反映した学生の発表は、審査員から「大学工学部のプレゼンテーションコンテストと同等、あるいはそれ以上の質の高さ」と評価されるほどです。

学生がどのような発表をしたのかは、各年度の大会ホームページに掲載されている「スクリプト」ページに英文が公開されていますので、ご確認ください。

例えば、第16回英語プレコン「シングル部門」で優勝した福島高専の佐川さくらさんは、女性土木技術者を指す言葉「Dobojo」というタイトルでスピーチしています。内容としては、自ら取材した内容をふまえて、自身が夢見る土木や建設業界での男女平等や女性の社会進出を訴えるものでした。

また、チーム部門で優勝した奈良高専は、「Preparing for a Disaster」というタイトルでプレゼンテーションしています。防災対策や災害管理に関して、ダンボールが有効活用されるケースに触れ、普段から防災に対する行動を心掛けようと、対策ポイントを発表するものでした。

▲第16回英語プレコン(2022年度)の集合写真

福島高専の佐川さんは、グラフも活用して発表したみたいだね。

英語プレコンでは英語力だけでなく、発表内容やプレゼンテーション力も問われているからこそ、そのような発表が評価されるのだと思うよ!

パワーポイントを使って発表している学生もいるよ。わかりやすい資料づくりも、大会を通じて学ぶことができると思います!

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