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どんな研究ができる?

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高専では大学みたいに研究ができるって聞いたけど本当ですか?

本当だよ! 高専は学生の教育と同様に研究活動も重視している機関だから、先生たちもいろんな研究をしているんだ。僕も学生時代は研究で忙しくしていたな~。

へ~! 研究内容はどうやって決まるの?

先生と相談して決めることが多いかな。今回は、研究について紹介していくね!

「研究」も重視する教育機関

高専は、企業や行政と連携して研究を推進させることを重要視していて、高専教員は授業のかたわら、さまざまな研究を行っています。大学の教員以上に論文を書き、研究成果を出して評価されている先生もたくさんいるんです。そして、その研究を学生と一緒に取り組むことで、教育にも生かしています。

高専には、企業と共同研究する活動や、研究開発に協力する制度があります。高専の研究テーマは、すぐに社会で役立つような内容のテーマが多く、高専生が関わった研究が、実際に社会で使われることもあるんです。

また、バイタリティのある先生の研究室では、学生自身も学会発表や国際会議での発表などのチャンスがつかみやすくなります。興味がある分野を追求し、多くの学生がチャレンジしていますよ。

▲研究の様子(和歌山高専)

高専では「社会実装」という、社会ですぐに役立つ研究テーマが扱われているんだよ。福祉機器の開発や、食品加工など、地域の困りごとを解決するための研究が行われていることも多いんだ。

身近なものの研究なら、イメージがつきやすいかも!

研究テーマは先生と相談

4年生の後期ごろになると、所属する学科内の研究室へ配属されます。配属先は、学生が希望を提出し、教員の話し合いにより割り振られることが多いようですが、成績順で決まる場合もあれば、やる気をアピールすることで入れる場合など、各学校や学科によりさまざまです。

研究テーマは、学生と教員が話し合い、教員の研究分野に沿ったもので決定していきます。学生が研究したいことを提案することはもちろん、教員側が自身の研究テーマの一部を託す場合や、歴代の先輩たちが研究している内容を引き継ぐこともあります。

教員の研究分野内でのテーマであることが前提ですが、「学生が熱心に頼み込み、興味がある分野の研究を実現させた」という話もあるので、研究が実現できるかはやる気次第なのかもしれません。

▲研究内容は教員と相談して決めます(写真はイメージ)

研究内容だけじゃなくて、好きな先生や気が合う先生の研究室を選んでもいいんだよ。僕はそうだった(笑)

たしかに先生との関わりも強そうだし、好きな先生のところで勉強したいかも。

そうそう。そういう自由さがあるのも高専のいいところだと思うよ!

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