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定期試験はあるの?

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やっぱり高専にも試験ってあるのかな?

やっぱり気になるよね。結論を言うと、高専にも試験が存在するよ!

このページでは高専の試験がどういうスケジュールで行われているか、その試験はどういうものかを説明するね!

高専での試験って、どうなっているの?

基本的に高専の1年間のスケジュールは、4月から8月上旬までが前期となり、夏休みを挟んで、10月から2月までが後期となります。3月は春休みで、後期も年末年始期間は2週間ほどお休みです。

そして、前期と後期でそれぞれ期末試験がありますので、1年に2回は確実に試験を受けることになります。また、期末試験とは別で、中間試験を行う高専も多いです。

試験の1週間前から部活禁止になることがありますが、中にはスケジュールの問題上、例えば後期中間試験の前日がロボコンになるなど、ハードな日程になる学生もいます。日頃から計画的に勉強する必要があるでしょう。

試験は12科目ほどを、1週間くらいかけて行います。ですので、1日の試験は2~3科目となります。試験は中学校までと同様、筆記試験です。

ちなみに、新型コロナウイルスの感染拡大以降、中間試験をしないところが増えています

▲試験の様子(函館高専)

1日に2~3科目ということは、中学校の時とあまり変わらないのかな?

そうですね! ですので、午前中に試験が終わることが多いです!

高専の試験は難しい?

高専の試験にも高校同様に赤点があります。しかし、高校の赤点が30点ほどなのに対し、高専は60点と高く設定されていることが多いです。この理由としては、高等教育機関として高い基準で技術者を育成することを目標としているからと言えます。ちなみに、同じく高等教育機関である大学の赤点も60点のケースが多いです。

ただ、試験で赤点を取ったから即留年というわけではなく、教員にもよりますが、試験の点数・平常点・課題点などに基づいて算出した点数で総合評価をします。ですので、その総合評価で合格点以上を取れば、問題ないということになります。

授業内容が載っているシラバスには、どれくらいの割合で総合評価をしているか記載されています。例えば、「試験:50%、レポート:30%、課題(小テスト):20%」などです。こちらも必ずチェックしておく必要があります。

▲試験中の休み時間の様子(函館高専)

赤点が60点と聞くと、どうしても高いイメージを持ってしまいます……。

全然大丈夫です! 日ごろから授業や実験・実習にちゃんと取り組んでいれば問題ありません!

それに、先生はしっかりフォローしてくれますし、高専では学生同士が勉強を教えあう文化がありますので、分からないことも乗り越えることができますよ!

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