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普通高校とどこが違う?
「高専」では専門的な授業をするって聞くけど、普通高校とはどう違うんだろう…?
「高専」は高校と大学を足したようなところって感じかな! 自由な雰囲気だし、普通高校と比べると専門的なカリキュラムも多いしね。
私たちが感じていた普通高校との違いを紹介するね!
「高専」は大学っぽい!
学校にもよりますが、高校は一般的に3学期制で50分制の授業を行っているところが多いです。一方、多くの高専では前期・後期の2学期制をとっていて、授業が90分制となっています。ここは、普通高校と大きく異なる点と言えるでしょう。
また、高校が中学と同じ中等教育機関であるのに対し、高専は大学と同じ高等教育機関に分類されます。入学後は「生徒」ではなく「学生」と呼ばれ、「生徒」として細かく指導されるのではなく、大学生のように「学生」として、主体的に動くことになるんです。
他にも、大学同様、資格取得やインターンシップによる単位が認められていたり、制服や身だしなみ検査がない高専も多くあります。高校生よりも大学生の生活に近いイメージではないでしょうか。
なんだか自由で楽しそう! 身だしなみ検査がないっていいな~♪ 髪型自由にしたいし、普通科の高校狙いだったけど高専もありかも!
おしゃれを楽しむのもいいけど、勉強もがんばって(笑) 次は学習面での違いを紹介するね! いきなり難しい専門の授業をするわけじゃないから大丈夫だよ。
勉強は徐々に専門的に
高専入学後は、普通高校で勉強するような国語・英語・歴史などの一般科目と並行して、1年生から専門的な教科の基礎を徐々に学び、4年生になる頃には各学科に応じた専門科目の勉強が中心となります。学校によっては入学後1年間は全員が同じ専門科目の授業を受講し、2年生以降でそれぞれの専門分野に分かれるという場合もあります。
専門科目の授業は、博士号をもったプロフェッショナルの先生が教えてくれて、実験や実習がたくさん組み込まれているため、興味をそそられる人も多いはず。授業で実験をして、レポート提出が課題になることもよくあります。授業についての詳細は「どのような科目があるの?」をご覧ください。
大学や専門学校など、工学系の教育機関は数多くありますが、高専ほど実験や実習を行っている学校はありません。理論だけでなく、実際に手を動かして学ぶため、基礎力や技術の吸収力が高いと就職先企業からも評価されています。また、大学受験がないため、受験を気にせず勉強・研究に集中できるのも高専の魅力です。
実習やレポート提出って、大学生みたいでおもしろそう!
レポートを書くのは初めてでも、穴埋め形式から始めたり、書きやすいように先生オリジナルのプリントを配布したりと、学生が取り組みやすいように先生は工夫しているから安心してくださいね。