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高専生のキャリアプラン

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高専で勉強できることがなんとなくわかってきたけど、卒業したらどうなるんだろう?

5年制だし、専門的な技術もあるから、就職するんじゃない?

就職はもちろん、最近は大学などに進学する学生も増えていますよ! 今回は、高専生のキャリアプランについて紹介します!

卒業後は就職6割・進学4割

高専で5年間勉強すると、「高等専門学校 本科卒業」で「準学士」の称号が与えられます。また、本科卒業後、専攻科でさらに2年間学び、一定の条件を満たせば、大学卒業と同等の「学士」の学位も取得できます。

高専生は、卒業後すぐに就職して「技術者として活躍する道」と、さらに専門的な知識や技術を磨くため「専攻科や大学等に進学する道」を選択することが可能です。近年の進路状況は、学校・学科にもよりますが、ほとんどの場合で就職がおよそ6割、進学が4割となっています。

▲高専生の進路イメージ
※「独立行政法人 国立高等専門学校機構 HP」内の「国立高等専門学校の学校制度上の特色」より
※文部科学省「令和4年3月新規高等学校卒業者の就職状況(令和4年3月末現在)に関する調査について」より

へ~! 大学に進学する人もたくさんいるんですね。

高専に入学した頃は就職希望だったけど、研究がおもしろくて進学した友だちもいるよ。専門分野を学びながら、就職するか進学するかを考えられるのも、高専の特徴といえるね!

進路は多彩! 自分の道を選んで進む

5年間の専門教育を受けた後は、就職も進学も、多様な道が開かれています。

就職では、研究開発や生産管理などさまざまな部門で活躍し、その技術力や実践力は企業からとても高い評価を受けています。就職率は例年ほぼ100%、求人倍率も20倍を超えており、地域の優良企業はもちろん、世界的な有名企業にも多くの卒業生が就職しています。主な就職先については、国立高専機構が公開している広報誌の中でも紹介されています。

本科卒業後の進学先としては、高専専攻科のほか、大学へ編入学する道があります。多くの国公私立大学が編入学生を受け入れており、これまでの研究を深めることはもちろん、編入のタイミングで新しい分野に挑戦する学生もいます。専攻科修了後も、大学院への進学か就職かを選ぶことが可能です。

他にも、就職や進学を経て起業している卒業生や、大学院の博士課程修了後に高専へ戻って、研究と次世代の育成に取り組んでいる卒業生もいます。多彩な道から、自分が進みたい道を選ぶことができますよ。

▲進路は高専入学後に選択可能

研究者として進んでいく道もあるし、早く就職して社会で活躍することもできるんですね!

就職先も進学先も、有名な企業や大学の名前が多いから、どちらの道を進むにしても安心だわ。

高専でいろいろな経験をして、進路を決めたらいいと思うよ!

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