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どんな人が高専に向いてる?

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小さい頃からプラモデルをつくったり、ものをつくったりするのは好きなんだけど、高専ってそういう人が向いてるのかな?

そうかもしれないね。実際、どういう人が高専に進学しているんだろう。

たしかに気になりますよね! それでは、高専生にはどんな人が多いのか、ここで紹介していきますね!

理数科目の勉強が好き

高専には文系学科もありますが、やはり理系学科が中心で、基礎的な勉強も理数科目が中心になることが多く、入試でも理科や数学の点数に重きを置いている学校があるくらいです。

必ずしも数学や理科が得意である必要はありませんが、数学や理科が得意な人や好きな人だと、5年間の高専での授業がよりスムーズでおもしろいものになるでしょう。

また、専攻する学科への興味関心があるかどうかも重要な要素です。高専では、早い時期から専門科目を学び、実験や実習に多くの時間を費やすことができるので、興味関心が高い人ほど、とても魅力的な環境だと感じるはずです。

だからこそ、そういった環境に全く合わないと感じる人もいるかもしれません。まずは、自分の好きな科目や、勉強してみたいことは何かを考えてみてください。

▲鈴鹿高専では1年生から「工学基礎実験」をしています。写真は、機械工学科での「ミニ四駆の製作とギヤ比の計算」

数学は好きだし、勉強してみたい学科もあるから大丈夫そうかな。

そうだね! 興味があるって、勉強の原動力になるから大事だよ! 次は、高専生にどんな性格の人が多いか紹介するね。

好きなことに、とことん取り組める人

高専生には、自分の好きなことや、やりたいことがはっきりしている学生が多いです。「将来は〇〇の開発をする!」という野心家や、「ずっと〇〇をしていたい」といういわゆるオタク気質な人は向いているのかもしれません。「手を動かすのが好き」という高専生も多いです。

また、友人との時間と同じように、一人の時間や自分の世界を大切にしている学生も多い印象です。大学生のように「学生」として主体性が求められているからこそ、「友人と同じ」という基準よりも、「自分がどうするか」を考えて行動する人が多いのかもしれません。

地道な実験や実習を繰り返したり、自分で勉強を進めレポートを提出したり…。高専では学年が上がるにつれて、自分自身で学んでいく機会が増えていきます。目標があるからこそ、好きなことだからこそ、コツコツ努力し、とことん取り組めるのではないでしょうか。

高専には、そんなとことん取り組む学生を応援する環境も備わっています。ものづくりを先導する人材育成の場として、施設・設備等の環境整備が行われており、最新設備の導入も進められています。高専によっては、実験や実習に限らず学生が主体的に利用することが可能です。

※施設・設備等の環境は高専により異なります。

▲仙台高専 名取キャンパスの創造教育センター。実践的な機器や工作機を利用して、ものづくりが学べます

僕は子どものころ、何時間も車のおもちゃで遊んでいたんだよね。

僕もそうでした! 今も車が大好きで、設計とかも興味あるんですよね。

それはいいね! きっと高専生活も楽しめるんじゃないかな!

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