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大学進学の場合、国立大学がほとんど!?

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高専を卒業した後も、勉強したかったら大学に行ってもいいのかな?

もちろん大学に行くこともできます! たくさんの高専生が大学に進学していますよ。

どのように進学するのか、そしてどこに進学しているのか紹介しますね!

進学には、どんなパターンがあるの?

高専の本科の学生が専門的知識・技術をさらに高めたい場合に考えられる進学の道は、一般的に以下の2パターンとなります。

・高専の専攻科へ進学する
・大学へ進学(編入)する

国立高等専門学校機構によると、2022年度の高専(本科)卒業者の進学率は約4割で、大学編入は約25%、専攻科への進学は約16%となっています。これは全体の数字で、高専によって割合は変わります。

主な進学先の学部としては、工学部や理学部などが挙げられます。また、多くの工学部などの学部は、高専からの編入学(基本的に3年次編入)を積極的に受け入れています。この際、編入試験を受ける必要はありますが、大学入学共通テストを受ける必要はありません。

また、長岡技術科学大学と豊橋技術科学大学という、主として高専卒業生のために設立された国立大学もあり、大学院も含めて高専教育と連携した教育を行っています。

高専の専攻科への進学については、こちらのページ「高専の中での進学「専攻科」」をご覧ください。

▲長岡技術科学大学
▲豊橋技術科学大学

進学する場合だと、大学に編入するパターンが多いんだ。

そうだね! 1番多い3年次編入の場合だと、多くの大学生と年齢が変わらないことになるから、スムーズになじめると思うよ。

どんな大学に編入しているの?

編入学する大学の中でも、国立大学の割合は大きいです。例えば米子高専の場合、2022年度に専攻科以外へ進学した卒業生の内、82%以上が国立大学に編入しています。

また、国立高等専門学校機構 概要(2023年度)に掲載されている、2022年度の主な大学編入学状況を示した以下の表を見ると、50大学のうち45大学が国立大学となっています。このことからも国立大学に進学する高専生が多いことがわかります。

▲高専卒業者の主な大学への編入学状況(令和4年度)
※国立大学には大学名の後ろに★をつけています

表を見ると、長岡技術科学大学や豊橋技術科学大学だけじゃなく、いろいろな大学に進学していることがわかるね!

しかも国立大学だったら、私立大学より学費も抑えられるのでいいですね……。

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