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就職率100%って本当!?

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高専に行くと就職がしやすいって聞いたことがあるけど、本当なの?

本当です! 就職を希望する人は、ほとんど全員が就職できているよ!

実際のデータも紹介しながら、企業への応募方法も含めて説明するね!

卒業生はどれくらい就職しているの?

国立高等専門学校機構によると、2022年度の高専(本科)卒業者で就職した割合は約6割となっています(進学は約4割)。ちなみにこれは全体の数字で、各高専によって割合は変わります。

就職した人は、研究開発・生産管理・生産現場などの様々な部門で活躍しており、その確かな技術力・実践力は非常に高い評価を受けています。

また、就職率はほぼ100%であり、他の学校種に比べ、極めて高い水準を維持しています。

▲本科卒業者のうち就職希望者の就職率(画像提供:国立高等専門学校機構)
※1:令和5年5月1日現在
※2:出典:文部科学省・厚生労働省調査「大学等卒業者の就職状況調査」(4月1日現在の抽出調査)

就職したい人の99%が就職しているんだ、すごいですね!

大学生の就職率も高いけど、それよりも高いのが注目ポイントだね!

企業への応募方法には、どういうものがあるの?

自由応募とは、その名の通り自由に企業などに対して応募することです。一度に複数のところへ応募を出すことができ、どこに応募するかも自分で責任をもって決定します。つまり、すべて自分の考えで判断し、自分の思うように行動できる反面、失敗もすべて自分で背負わないといけないのが自由応募です。

一方、学校推薦とは、高専生が就職を志望している企業に対して、高専側が推薦状を書いて紹介することです。これは、企業に採用されやすいというメリットがありますが、志望する企業を1社に絞り込まないといけないというデメリットもあります。

というのも、学校推薦は高専と企業の間の信頼関係で成り立つ方法だからです。学校推薦で内定が出たにも関わらず、ほかの企業に就職してしまうと、内定を辞退された企業の高専に対する信頼は失われてしまいます。ですので、学校推薦で応募している間は、ほかの企業を受けないという制約があるのです。

▲学校推薦は高専と企業の信頼関係が大事(写真はイメージ)

自由応募にも学校推薦にも、それぞれメリットとデメリットがあるんだね。

どちらの方法を選ぶにしても、業界や企業について、しっかり調べる必要はあるよ!

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