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推薦入試はある?

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高校には「推薦入試」があるけど、高専にもあるのかな?

高専にもあります! 高校と同じく、一般入試より少し早い時期に行うよ。

学校によって異なるけど、面接や論作文の試験を行うことが多いかな。ここでは推薦入試について紹介するね!

推薦入試はどのように行われるの?

入学試験は基本的に「推薦選抜」と「学力選抜」の2種類があります。

「推薦選抜」とは、予め定められた推薦基準に基づき、中学校の校長から推薦された生徒を対象に、中学校の校長から提出された推薦書のほか、調査書、面接などの総合判定に基づいて選抜する方法で、基本的に学力試験はありません。高専によっては作文やグループワークなどといった別の選抜方法を行う場合もあるので、注意が必要です。

推薦選抜は学力選抜のおよそ1カ月前である1月中旬ごろに、志望する高専で行われます。ですので、合格した場合は通常の受験シーズンよりも早く受験を終了させることができます。

一方、推薦選抜で合格した場合は、必ずその高専に入学しないといけません。よって、推薦選抜を受ける人は推薦の併願ができません。ですが、不合格になった場合でも、あらかじめ入学願書に学力選抜の受験を希望していたら、受験することができます。

「学力選抜」については、こちらのページ「入学試験は難しい?」をご覧ください。

▲令和6年度 学生募集要項「推薦選抜」による、各高専の配点

本当に配点が高専によってバラバラなんだ。

推薦選抜を受ける場合は「推薦基準」をクリアしないといけないから、そこもチェックしないとね。あと、調査書は、1年生や2年生の成績も重視する傾向になってきているよ。

推薦入試の面接では、何を聞かれるの?

推薦選抜では、ほとんどと言っていいほど面接があります。面接では主に、「この高専を選んだ理由」「これまでで1番がんばったこと」「この高専でがんばりたいこと」が代表的な質問として聞かれます。

「この高専を選んだ理由」というのは、別の言葉で説明すると「志望動機」です。その高専、その学科でないといけない理由を用意しておきましょう。

「これまでで1番がんばったこと」というのは、自分自身のPRです。勉強や部活、プライベートなどでがんばった経験を話し、面接官に「自分はこういう人間なんだ」ということをアピールしましょう。がんばって成功したかどうかよりも、がんばった中で自分がどのようなことを感じたのかが重要です。

「この高専でがんばりたいこと」では、その質問の通り、高専生活で力を入れてやりたいことを話しましょう。「☆☆の勉強もがんばりつつ、◎◎の部活で全国大会に行きたい」「将来〇〇の仕事をしたいので、□□の勉強をがんばりたい」など、具体的に話すのがベストです。

また、面接では「口頭試問」も行うことが多いです。口頭試問とは、志望している学科やコースに関する知識や理解度を口頭で質問され、それに口頭で答える形式です。

例えば、福島高専では過去の推薦選抜での面接質問事項が学科ごとに公開されていますが、機械システム工学科では数学や理科などに関する質問がされています。高専や学科によって質問は異なりますので、注意が必要です。

▲面接での待機時間はソワソワせず、落ち着いて待ちましょう(写真はイメージ)

自分が今まで何をしてきて、これから何をしたいのかが重要なんですね。

面接ではそのほか、長所や短所、好きな科目、今注目している社会問題なども聞かれることがあるので、こちらも準備しておきましょう。

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