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入学試験は難しい?

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高専の入試問題は、やっぱり高校の入試問題と違うのかな?

違います! 問題内容や解答方法も異なってきますよ!

ここでは、高専入試の内容や制度、各高専の入試の違いについて説明しますね!

入試はどのようにして行われるの?

入学試験は基本的に「学力選抜」と「推薦選抜」の2種類があります。

「学力選抜」とは、「入学者選抜学力検査」及び中学校長から提出された調査書の総合判定に基づき選抜する方法です。高専によって入試科目や配点が異なるので、注意が必要でしょう。また、ほかの高校との併願も可能となっています。

通常、入学者選抜学力検査の本試験は2月中旬ごろの日曜日、追試験はその2週間後の日曜日に一斉に行われます。また、2次募集をしている高専もありますので、情報はチェックしておきましょう。

受験会場については志望高専での受験もありますが、国立高等専門学校機構では、出願する高専に関係なく、全国にある51の国立高等専門学校とその他設置している会場のどこでも受験が可能な「最寄り地等受験制度」を導入しています。

さらに、北海道内の4高専(函館・苫小牧・釧路・旭川)や東北地区の4高専(八戸・秋田・一関・仙台)は「複数校志望受験制度」を実施しています。これにより、対象高専の全ての学科を併願することが可能になっています。

「推薦選抜」については、こちらのページ「推薦入試はある?」をご覧ください。

▲北海道内の高専は「複数校志望受験制度」を実施

受験生にとって便利な制度が、いろいろあるんですね!

ほかにも「商船学科複数校志望受験制度」という制度もありますよ。これは、瀬戸内にある3商船高専(広島・大島・弓削)の商船学科を併願することができる制度なんです!

入試ではどのような問題が出題されるの?

高専の入試問題には、国語、社会、数学、理科、英語の5科目があります(高専によってどの科目を受けるかは異なります)

また、国立高専の場合、入試問題は普通の公立高校の試験問題と形式が異なり、「記述式」ではなく「マークシート方式」となります(※)。もちろん、問題内容も異なっており、基礎学力・思考力を重視したものになっています。このように説明すると難しそうに感じるかもしれませんが、入試問題は中学校の指導要領に基づいて作られているので、しっかり勉強すれば大丈夫です。

※交通機関の遅延等、不測の事態が発生した場合に再検査を実施することがありますが、この場合は、マークシート方式ではなく記述式の問題が出題される場合もあります。

過去にどのような入試問題が出題されたかは、国立高等専門学校機構のホームページに過去問と正解、そして解答用紙が公開されていますので、そこから確認できます。過去問を実際に解いてみるなどして傾向をつかみ、対策をしていきましょう。

▲令和6年度 学生募集要項、および入学者募集要項「学力選抜」による、各高専の配点

高専によって、本当に受験科目や配点が違うんだ!

だから、出願した高専の配点はしっかり確認したうえで、過去問を解きながら対策しないとね!

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