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学生生活は、どれくらいお金がかかる?

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高専では専門的な分野を扱っていますが、学費はどれくらいなのでしょうか……。

国立高専の場合はその名のとおり国立ですので、費用は国公立の学校や大学のように、安く設定されています。このページでは、高専で必要な学費やそのほかの費用についてご説明いたします!

学費はどうなっているの?

国立高専の学費(入学料と授業料)は文部科学省の省令で定められており、5年間で約126万円となっています。

国立高専の学費の内訳を詳しく見てみると、初年度は319,200円/年(入学料含む)で、2年目以降は234,600円/年となっています。専攻科に関しても、同額の金額となります。商船に関する学科で、在学期間が6カ月となる最終学年のときは、117,300円/年となります。

ただし、各高専には、入学料の免除や徴収猶予、授業料免除などといった各種経済的支援があります。各高専のホームページに記載されていますので、ご確認ください。

▲高専での学費まとめ
※商船に関する学科は除く

どの高専に行っても、学費は基本的に一定なんですね。

また、各高専の支援以外の支援制度や奨学金制度も活用できます。詳細については、こちらのページ「就学支援金制度や奨学金制度はある?」をご覧ください。

学費以外でかかる費用はあるの?

学費以外にも、例えば教科書代や学生会費、研修旅行費などが必要となります。こちらの金額は高専や学科によって異なりますので注意してください。例えば、教科書代は年間で約5万円になりますが、これも高専・学科によって異なり、学年によっても変動します。各高専ホームページに諸経費として掲載されていますので、確認してください。

そのほか、入寮の有無も費用に関わってきます。明石高専(2023年度後期)の場合、800円/月(一人部屋)または700円/月(複数人部屋)で、このほかに光熱水料等が14,000円/月、食費が約39,000円/月です。また、入寮時に入寮費3,000円が必要になります。

長野高専(2024年3月現在)の場合は、寄宿料が800円/月(個室)または700円/月(二人部屋)で、このほかに運営費が6,000円/月、エアコンリース費が3,200円/月(内、電気料2,000円/月は実際の電気使用量をもって返金/追加徴収を実施)、ネットワーク費が750円/月、給食費が39,000円/月(1,300円/日:30日の場合)、寮生会費が1,000円/期(前期と後期で年2回の支払い)となります。

寮での生活については、こちらのページ「寮ではどういう生活をするの?」をご覧ください。

▲明石高専の男子寮(左)と女子寮

学費以外のところも含め、費用のイメージがだいたいつかめました!

高専は設備も充実したうえでの学費ですので、ぜひご検討ください!

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